Amazonで販売されている商品の価格やランキングの推移をリサーチできる拡張機能のKeepaですが、2019年2月から日本でも一部機能が有料になりました。
Amazon刈り取りで重宝していた方もいると思いますが、今まで無料で使えていた機能が有料になったことで使えなくなった部分があります。
目次
有料化で何が変わったのか
まず、 有料と無料を比較するにあたり、どこが大きく変わったのかを見ていきましょう。
Keepaの公式サイトをみてみると、有料のプレミアム機能として以下を提供することになったようです。
- ランク履歴グラフ
- Buy Box価格履歴グラフ
- eBay価格履歴グラフ
- オファーカウントおよびレビュー/評価履歴グラフ
- 5トークン/分のAPIへの基本アクセス
- 値上げトラッキング
今まで使えていた商品の価格変動を通知するトラッキング機能は記載されていないので、無料で使い続けることは出来そうですが、上記機能の影響はどうなのでしょうか。
以下の商品を見てみましょう。左がKeepaの有料化前・右が有料化後です。
商品画像が異なるのはKeepaと関係ありませんが、有料化前のグラフに描画されていた緑線(ランキング推移)が有料化後では表示されなくなり、価格推移しか読み取ることが出来なくなりました。
この影響は個人的には非常に大きいと考えています。
なぜなら、ランキングが表示されないという事は、商品の回転速度が分からないため、仕入れる数量を判断することが出来ないからです。
商品リサーチの際にも、Keepaグラフに表示されたランキンググラフで売れ行きが把握できたのですが、これが確認できないとなるとかなり効率が悪くなります。
Keepa有料版の価格と申し込み方法
Keepa有料版の価格ですが、 月額15€ 年額149€ です。
日本円に換算すると、 月額1875円 年額18625円 となります。
一日だと60円くらいですね。
有料版は以下のKeepaサイトから申し込み出来ます。
https://keepa.com/#!settings/1
上記のDataAccess部分を有効化して、決済のカード情報を入力すると完了です。
Keepa無料で使い続けるならモノレートとDeltaTracerを併用しよう
無料版のKeepaではランキンググラフが表示されなくなりましたが、モノレートやDeltaTracerであればランキング推移を確認することが出来ます。
ただし、 KeepaグラフはAmazonの商品ページと一緒に表示されていたので確認が容易だったのに対して、上記の二つはサイトに飛ばないといけないことが弱点です。
やはりリサーチの効率化を考えた場合には、資金的に余裕があればKeepaの有料版を使うことをおススメします。
まとめ
Keepaの一部機能有料化についてまとめていきました。
- ランキンググラフの表示機能が有料になった
- 有料版は月額1875円 年額18625円
- 無料版を使い続けるならモノレート・DeltaTracerを併用する
このように、無料ツールが有料化されていく事態は今後も想定していかなくてはなりません。
もしモノレートやDeltaTracerも有料になったらどうしますか?
稼ぐために必要な機能だったら迷わずに投資をするべきです。
そこにライバルとの差が生まれて稼ぎやすくなるからです。
今回のKeepa有料化をきっかけに、リスクヘッジの観点から色々な事を考えておきましょう。
LINE@では電脳せどりの商品紹介など有益な情報をリアルタイムに配信しています!