せどりでしっかりと稼いでいくために目標は必ず設定しましょう。
よく売り上げが伸びないという相談を受けるのですが、そのほぼ100%の人が目標を設定していません。
目標を設定しないで闇雲に取り組むことは、自分の立ち位置を見失っているということです。これが原因で資金管理もずさんになり、最悪は資金ショートに陥ることもあります。
学生の頃は、定期テストや受験を控えて、期日までの学習計画を立てたことはありませんか?
スポーツでも、大会や試合に向けてしっかりとした練習スケジュールがあったと思います。
直前になって慌てても結果なんて出ません。
ノウハウを学んでも計画の上に乗っていないと意味がないのです。
まずは初めにしっかりと自分の目標を明確にしてください。
■目標を数値化する
まずは具体的な数値目標を立てましょう。
考え方としては、「目標金額」と「自分の使える時間」を明確化しましょう。そこから逆算して、日々の目標金額を設定します。
(例)目標金額:月額10万円
使える時間:月~金3時間、土日各5時間 の場合
月額10万円を稼ぎたいとします。
せどりの利益率を20%と仮定した場合に月商50万円が目標売上になます。
この時、アマゾン手数料や各種経費が10万円(20%)とすると、月間30万円の仕入れ資金が必要という計算になります。
「10万円を稼ぐためには30万円の資金が必要」ということですね。
仕入れ資金はキャッシュアウトになるので、まずはここを明確にしましょう。
次に、日々どのくらいの仕入れをするべきなのかを明確にします。
使える時間から逆算すると、一日の目標売上と仕入れ金額が分かります。
今回の例では、月間で約100時間が使えるので、時間単価を算出すると作業1時間あたり仕入れ3000円が必要ということになります。
それでは、作業日ごと1日あたりの目標額を見てみましょう。
- 月~金 : 売上15,000円・仕入れ9,000円
- 土日 : 25,000円・仕入れ15,000円
利益率20%を前提にすると、平日は一日9,000円・週末は一日15,000円を仕入れで使う必要があるということです。
もう少し具体的に掘り下げると、3,000円の仕入れ商品であれば 平日は一日3個・週末は一日5個を目標にすることで月収10万円を達成できるということです。
十分に実現可能な数値ですね。
目標を達成したら、次月は目標を上方修正してください。月収10万円は通過点としてさらに上を目指すと、自分の基準が上がって稼ぎやすくなるからです。
ただし、実績も少ないのにいきなり月収100万円を目指すという目標は非現実的なので、目標設定に困ったときはすぐに相談をしてください。あなたの状況にあった目標設定をお手伝いします。